ある雨の昼下がりに。

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こんばんは。前回からまた時間が空いてしまいました・・・。

僕のエッセイを楽しみにして下さってるファンの方が万が一にもいらっしゃったら申し訳ございません。。。

 

 

いないか・・・。

 

 

さて、僕は営業なので外出が多いのですが、移動は基本的に電車なのですが、事務所が市内中心部からやや離れたところにある為、けっこう移動に時間がかかります。

 

その貴重な時間を無駄にしないため、道中どのように過ごしているかとゆうと、京都や神戸方面など地上を長時間移動する場合はパソコンでメールや何やと仕事をしております。ときどき寝ます。

 

大阪の場合はほとんど地下鉄なので、何もせずボーっとしてるのは完全に時間の無駄遣いですし、心を豊かにするために、もっぱら小説を読んでいます。ときどき寝ます。

 

ただ、小説の内容にあまり集中できず、かといって眠くないといった、いわゆる"エアポケット"のような時間が、何日かに一回不意に訪れるときがあります。

 

昨日も地下鉄で移動中、ふとそんな時間がやってきて、何もせずボーっとしておりましたところ、向かいの座席に座っているおじさんを発見しました。

 

昨日は雨だったのですが、そのおじさん、折りたたみ傘が倒れないように、傘のケースで折りたたみ傘を座席の手すり部分に結んで得意な顔をしていました。

 

なるほどなぁと感心して見ていると、ある駅が近づいたところでおじさんはそれをほどき始めました。

 

ああ、次の駅で降りるんだなぁと引き続き見ていると、これが意外と強く結ばれてしまったようで、全然ほどける気配がないんですね。

 

最初は得意げだったおじさんの顔にだんだんと焦りの色が見え始め、おじさんの動きもどんどん早くなっていきます。

 

 

そうこうしているうちに、列車はそのおじさんが降りたいであろう駅のホームに到着してしまいました。

 

おじさん、必死でほどきますが、ぜんぜんほどけません。

 

ちいさい声でうんうんと言いながら、傘を振ったり体勢を変えたりと工夫するのですが、その度に傘から水滴が飛び散ってカバンがびっちょびちょになるわ、座ってんのに足を滑らせてこけそうになるわ、最後の方はなんだか大変なことになっていました。

 

 

映画やドラマでしたら、ヒロインを助け出し時間ぎりぎりで脱出!となるところですが、現実は甘くないです。

 

そんなおじさんの必死の努力をあざ笑うかのように、終わりを告げるドアの音がプシュ~となりました。。。

 

 

 

おじさん、「ぁあ。」と、声にならない声を出したあと、降りそびれた後も傘をほどく作業に従事してました。

 

 

列車が次の駅につく寸前に、ようやくおじさんは傘を救出することに成功し、哀愁を漂わせながら反対側のホームへと消えてゆきました。。。

 

 

 

 

 

そんな話です。

 

また書きます。

 

ナカノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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